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出産しましたの続き そのニ [出産しました]

出産後3日目にシャワーが解禁になって、確かその日に手術の傷のクリップ?が
外されて、
とにかく歩いて動いてどんどん回復しましょう、というスケジュールに入り、
忙しい合間を縫って私のシャワーの時間になりました。
シャワーは30分ずつ交代で入ることになっており、
入院している人みんなで順番でした。
私は4時に予約してたので、その時間にきっちり準備して行きました。
その日は2時から母が面会に来ていて、
個室にかわった経緯とか、手術後からその日までのいろいろな出来事を
とにかく弾丸でしゃべり倒して、
それからシャワーでした。
母もその頃にはかえりたいと言うことだったので、ならばちょうどいいね、と
ニコニコして別れました。
友人が夕方面会に来たいと言っていて、だけどこんなに早くに来てもらっても
ちょっと迷惑だなぁとか思いつつ、とはいえちょっとは楽しみにしていて、
しかもシャワーの後に会えるので、多少さっぱり出来た状態で会えるので良かったな、
位に思っていました。

で、シャワーに入ると、
ちょーちょーちょーきもちいー!って感じで、
あったかいしさっぱりするし、とにかくうれしかった!です。
最初の2分くらいは。

湯量も結構あって、快適なシャワーだったのですが、
どんどん温まってくるに従って血行が良くなってきて、どんどん脈拍が上がってきて、
そのうちどんどん疲れてきてしまい、
湯当たりのような状態。
シャワーなのに、長湯してしまった時のようにぐったり。
でもちゃんと着替えて、それなりに身支度して、
ナースステーションにドライヤーを借りに行き、
部屋にのろのろ戻ってサッサと髪を乾かし、
ホントはベッドにへたり込みたいところだけど、
暑くて暑くて休みたいところだけど、
ドライヤーを返しに行き、
汗をかきつつシャワータイムを終えました。

そしたら、待ってましたとばかりに友達が来て、
しかも旦那さんを連れてきて、
ただでさえ気を使うのに、なぜ旦那?と思ったけど、一応歓迎して、
赤ちゃんを新生児室に迎えに行き、
二人を抱っこさせてあげたりとかオムツ変えたりとかいろいろな話もして、
でもその間中ずっととにかく汗が止まらず、
1時間くらいは話したりして、
でも私がホントに疲れてしまったので、
だけど疲れたから帰ってともいえず、
ですがさすがに察してくれたのか、話が途切れたときに帰ってくれました。

このまま倒れ込みたい…、と思っていると、
食事が届き、
それに、赤ちゃんたちの検温のため看護師さんが迎えにきて、
赤ちゃんたちは新生児室へ行きました。

一人になり、
ちょいと冷静に考えたら、
あと3日の間に二人ともの世話を夜するのを2回は練習したいとしても、
今日は休ませてもらった方が今後のためじゃないか、と、
アーでもないコーデもないと考え、
休むことに決めて、
夜の担当の看護師が来たときにそう伝えると、、、

今経験しておかないとあとがつらいよ、

という、
厳しいアドバイスが来て、、、、


このくだりは何度も何度も吐き出してるので今回は書きませんけど、

とにかく悔しくて涙が止まらないし、切なさとか悲しさとか不安とかとにかく
一挙に押し寄せてきて、
多分マタニティーブルーズのスイッチが完全に入ったと思われ、

この後から1週間位はかなり涙もろかったです。

オルゴールみたいな音を聞いては泣き、
赤ちゃんの顔を見ては泣き、思い出しては泣き、
夫からのメールで泣き、愛犬の写真を見て泣き、
ごはんを食べながら、夜中赤ちゃんの泣き声で起きて泣き、、、

みたいな感じで、とにかく何がそんなにスイッチを押すのか、
とにかく泣いていました。

ホルモンバランスの乱れ、っていうのは恐ろしいです。


でも、泣けてきたとしてもそれで気分がどーんと落ち込むっていう感じではなくて、
かえってすっきりするというか、
とは言っても泣いた後にデトックスでさっぱりと言うほどの明るさはないんだけど、
タマネギで涙が出るような、そういう抵抗しようがない状況での涙なので、
精神的にはそれほどダメージはなかったかもしれないです。
泣いたことでの精神的ダメージは、です。

看護師からスパルタ的なことを言われたあの衝撃だけは、ちょっと忘れがたいですが。


退院の前の日に、夫と母に面会に来てもらい、
その時間に看護師さんにお願いをして、オムツの変え方とかミルクのあげ方とかを
レクチャーしてもらいました。

退院後に自分で二人に教えるのが普通だと思うんだけど、
その余裕がないだろうな、と自分でも思ったし、
私が教えるよりも、「看護師さん」から教わった方が絶対素直にききいれられるし、
何しろ双子なんだから一度教えてもらっておけば最悪退院直後にも
二人のサポートを期待出来るので、
そういう奥の手を使ってみました。

計画は大成功で、
二人とも素直に教わって、臆することなくチャレンジし、
見事に習得しました。

二人がオムツ替えとミルクをできる、ということが
私の余裕にもつながるし、退院しても大丈夫だなと思えました。


夫も母も、育児をがんばろうと本当に思ってくれていて、
本当に感謝です。
「手伝う」という意識じゃなく、自分が育児をする、という立ち位置で
考えてくれているので、心強いです。

私ももちろん一人でやれるとはみじんも思っていなくて、
二人の手を借りなければどうにもならないと思うし、
かといって私がリーダーとなってがんばってひっぱっていかなければ
到底双子の世話はできないな、という使命感もものすごく、
まあある意味かなりのプレッシャーを感じています。

二人をやる気にさせられるかどうかは私のがんばり次第だ、と言う具合にね。


で、それはまた、ちょっとマズい状況にもなるんだけど、

それはまた次で。
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